« 【映画】「レスラー」 | トップページ | 【映画】「重力ピエロ」 »

2009年7月 7日 (火)

【映画】「The Harimaya Bridge はりまや橋」

映画「The Harimaya Bridge はりまや橋
原題 THE HARIMAYA BRIDGE
監督 アーロン・ウールフォーク
製作総指揮 ダニー・グローヴァー 、キム・ウィジュン
脚本 アーロン・ウールフォーク
キャスト ベン・ギロリ、高岡早紀、清水美沙、ダニー・グローヴァー、misono、白石美帆、穂のか ほか
上映時間 120分
製作年度 2009年

 日米韓の合作の作品であり、基本的には、アメリカ人のための映画のために、映画の全編にわたって、映画には日本語字幕、日本語には映画字幕がつき、英語の会話が多くを占めている。

 高知県でアメリカから来た黒人男性が交通事故で死亡するが、その彼が生前に沢山の絵を描いていたことを知った父親が、高知に来て、息子の絵を集めて、アメリカに持ち帰ろうとする。その世話役を、高知の教育委員会の人たち(清水美沙、misono)を担当するが、やがて、死亡した男性が日本人との間に子供がいることを知り、その日本人女性(高岡早紀)と会う中で、徐々に日本に対して持っていた誤解や偏見が解消されていくというストーリー。

 第二次世界大戦の際に、父親が捕虜になった際に無残に殺されたことから、日本に対して許せない気持ちを持って日本に来た主人公(ベン・ギロリ)は、日本において、息子がどのように生活していたか、そして、日本人に暖かく受け入れられていたことを知るにつけ、自分が日本に対して抱いていた偏見が少しずつほぐされていく。

 全編にわたって、高知のまだ自然がそのまま残された田舎の美しい風景が描かれており、それが見る者の心を癒してくれる。

 「国際結婚」が当たり前になりつつある日本において、高知という日本でもまだまだ保守的な地域において、黒人男性との結婚を選んだ女性(高岡早紀)の行き方を通して、日本人の側にある黒人に対して抱く偏見についても、この作品は描いている。

 この作品では、そのお互いの文化や人種の差を、絵画や音楽が埋めてくれることが描かれている。

 地味だけど、異なる人種の間での偏見について考えさせられる作品である。

<参考になる映画評>
 LOVE Cinemas 調布

|

« 【映画】「レスラー」 | トップページ | 【映画】「重力ピエロ」 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32945/45560697

この記事へのトラックバック一覧です: 【映画】「The Harimaya Bridge はりまや橋」:

« 【映画】「レスラー」 | トップページ | 【映画】「重力ピエロ」 »